北海道の6月といえば、カラッと晴れる日が多いというイメージがありますが、ここ数年はそのイメージとは変わってきています。

 

3年連続で☂の多い6月

北海道主要22地点平均の降水量は、過去3年連続(2014年~2016年)で平年より多くなっています。特に去年(2016年)の6月は、平年比2.4倍と統計開始以来の最多記録となりました。去年はこの不順な天候のため、6月は農家さんの作業に遅れが出るなどの影響が出ました。

 

今年の6月も☂多い?

今年の6月もスタートから☂が続いています。6月1日~3日までの降水量は札幌は40.0㎜に達し、平年の6月に1か月かけて降る雨の量の85%以上がたった3日間で降っていて、今年も平年より☂が多い6月になることが濃厚です。

今月に入ってからは、特にオホーツク海側でいつもの年よりも☂の量が多くなっていて、紋別地方の雄武町では3日間で100.5㎜、宗谷地方の枝幸町では3日間で108.0㎜も降りました。これらの地点では、すでに平年の6月で1か月かけて降る雨の量の約1.6倍も降っています。

 

この先、今週は4日㊊~7日㊌は晴れて北海道らしい初夏の陽気となりそうですが、8日㊍~9日㊎にかけては太平洋側を中心に広い範囲で雨となりそうです。