今年の7月は記録的な暑さになっていて、7/15には帯広で今年の道内最高気温の37.1℃まで上がりました。
今回のお天気データランキングでは、過去にどれだけ気温が上がったことがあるか、北海道の歴代の暑さランキングをご紹介します!
北海道の歴代暑さランキング
1⃣37.8度
音更町(2014/6/3)
帯広市 (1924/7/12)
3⃣37.7度
滝上町 (1978/8/3)
津別町 (1984/8/7)
5⃣37.6度
網走市 (1994/8/7)
6⃣37.2度
北見市 (2014/6/3)
美幌町 (2014/6/3)
8⃣37.1度
足寄町 (2010/6/26)
池田町 (2015/8/5)
更別村 (2015/8/5)
北海道のTOP10は、すべて十勝地方とオホーツク海側の街が占めています。これは、日高山脈や北見山地・石狩山地などを越える山越えの熱風「フェーン現象(詳しくは教えてプラスのコーナーで)」による効果が大きいためです。暑すぎる気温になるのは、地形の影響が大きいのです。
もう一つの注目ポイントは、TOP10の記録のうち6つが2010年以降と比較的最近出現している点です。やはり地球温暖化の影響は大きいと実感できますね。
ちなみに札幌の過去最高気温は36.2℃で1994年8月7日に記録、旭川の過去最高気温は36.0℃で1989年8月7日に記録したものでした。
今年の7月の道内は歴代でもトップクラスの暑さだったということになります。平年の暑さのピークは8月上旬にやってきます。この先もしばらくは暑さへの備えは必要ですね。