今年は平年よりも11日も早く10/5に手稲山(標高1023m)で初冠雪を観測しました。

いつもの年より、冬の気配を感じるのが早いと感じている方も多いのではないでしょうか?

 

では、過去のデータから山で雪が降ってから、平地で雪が降るまでの傾向をみてみましょう。

 

 

札幌は過去10年平均で山から14日後に⛄

札幌のデータでみると、

手稲山の初冠雪は、過去10年(2007年~2016年)平均で10月19日

平地の初雪(札幌市中央区気象台の観測)は過去10年平均で11月2日

過去10年の平均データでは、『山の雪から平地の雪は14日後』という結果でした。

 

過去10年の初冠雪と初雪

また、平年値(過去30年の平均値)データでみても、ほぼ同じ傾向でした。

手稲山の初冠雪の平年日は10月16日

平地の初雪の平年日は10月28日

平年のデータでは、『山の雪から平地の雪は12日後』という結果でした。

 

このデータに今年を当てはめてみると、

今年は10/5に手稲山で初冠雪になり、その12日~14日後なら、10/17~19に札幌は平地で初雪になる!?と、単純に考えるとなりますが、

今回は過去のデータをもう少し分析してみます。

 

 

山と平地が同時に⛄になる年も多い

過去10年の平均では『山の雪から平地の雪は14日後』となりましたが、実は過去10年の中には、手稲山の初冠雪と札幌の平地の初雪が同じタイミングだった年が3回もありました。

今年は、同じタイミングにならかなったので、山と平地が同じタイミングにならなかった年での傾向を参考に推定し直します。

この条件から導き出す過去10年のデータの傾向では、『山の雪から平地の雪は22日後』という結果に。

平地の初雪は山から何日後

 

このデータに今年を当てはめてみると、

今年は10/5に手稲山で初冠雪になり、その22日後で今年は10/27に札幌は平地で初雪になる!?とお天気+プラスでは推定しました!

札幌の平年の初雪は10月28日ですから、ほぼ平年並みで2014年から今年で4年連続で札幌は10月に初雪を迎えるかもしれません。

 

※上空の寒気の強まり弱まりは、最大でも10日~14日程度先までしかある程度正確な予測が難しいので、20日以上先の予測はできませんが、今回の推定はあくまで過去のデータ傾向から独自に導き出したものです。⛄が降りそうな日が予測でき次第、また最新情報やタイヤ交換の見通しなどもお伝えします!