昨夜から今朝(2019/7/30)にかけては、気温が下がらず、北海道は記録的な熱帯夜となりました。

道内で一番気温が下がらなかった札幌は今朝の最低気温が27.4℃で、このままいくと最低気温の札幌の観測史上最も高い記録となります。この27.4℃という記録は、今朝の東京や名古屋、那覇よりも高く、北海道としてはまさに異常な寝苦しい夜でした。

北海道のこれまでの熱帯夜の記録(最低気温が高い記録)は、表のように1位は紋別の28.1℃(1994年8月7日)で、このままいくと札幌の27.4℃は4位にランクインすることになります。

 

❚全国は30℃以上の熱帯夜記録

全国の最低気温の高い記録を見ると、TOP3は、

1⃣糸魚川 30.8℃(1990年8月22日)

2⃣福岡 30.5℃(2018年8月22日)

3⃣東京 30.4℃(2013年8月11日)

といずれも30℃を下回らないとても寝苦しい記録が残っています。

 

25℃を下回らない夜を熱帯夜といいますが、30℃以上となると呼び名はありませんが、最低気温が下がらない日の記録は比較的ここ数年に出現している場合もあり、今後は都市化や温暖化の影響で、30℃以上の”超熱帯夜”が増えていく可能性もあります。