クリスマスのきょうの札幌の積雪は0㎝(午後3時現在)。
12月25日にこのまま札幌で積雪が一日0㎝の状態が続くと、1961年の統計開始以来史上初のこととなります。
札幌でクリスマスにこんなに雪がないのはまさに前代未聞のことです!
❚記録的少雪の原因は?
今年(2019年)にこれほど雪が少ない原因は大きく分けて次の2つです。
①雪の降る量自体が少ない
➡昨日までの今シーズンの累計降雪量は平年の58%
冬型が長続きせず、低気圧のコースも札幌周辺には影響がない場合が多かった。
②暖気が度々入り、雪が融ける日が多かった
➡札幌では12月中頃に10℃前後の日が3日続くなど、季節外れの暖かさとなる日が多かった
❚今後の⛄雪の見通しは?
あさって12/27㊎になると、うっすら積もるくらいの湿った雪が降りそうです。
その後、30日の夜から再び湿った雪が降り、31日から2020年1月1日にかけては、吹雪や大雪になる可能性が出てきています。
この予想通りになると、お正月にはしっかり雪景色が戻る見通しです。
きょう(12/25)発表の3か月予報によると、1月の日本海側の降雪量は「ほぼ平年並み」の予想ですが、
2月~3月は気温が平年並みか平年より高い確率が高く、日本海側の降雪量は平年並みか平年より少ない確率が高い予想です。
12月までに記録的に雪が少ない今冬は雪かきなどは楽ですが、スキー場や雪まつりなどの関係者にとっては厳しい冬になりそうです。
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