今朝(1/24)はよく晴れた北海道では放射冷却が強まり、各地で厳しい冷え込みとなりました。札幌中心部でもー10.9℃まで下がり、札幌市内の郊外ではー15℃前後まで冷え込んで、ダイヤモンドダストも出現しました。

ダイヤモンドが出現する条件は、

①-15℃以下の冷え込み

②良く晴れて風が弱い

③川の近くなど適度に水蒸気がある

④日の出から1時間半以内の斜めからの日ざし

など限られた条件が重なる必要がありますが、今朝の札幌市郊外ではこの条件をクリアしたため、空気中の水分が氷の結晶となってキラキラと輝くダイヤモンドダストを見ることが出来たのです。

 

川では川霧も発生し、木々は樹氷となる様子も見られる冷え込みが強まる朝ならではの絶景を見ることが出来ました。

 

2地点で-30℃以下

今朝の道内は内陸を中心に凍てつく寒さとなり、旭川市江丹別でー31.8℃幌加内町でー31.0℃と2地点でー30℃を下回りました。その他、名寄でー26.5℃など14地点でー25℃を下回る厳しい冷え込みの朝となりました。

きょう(1/24)日中は全道で日ざしがたっぷり届き、午後は寒さが少し和らぐところが多くなりそうです。