きょうも猛暑が続き、全国では117地点、北海道では11地点で35℃以上の猛暑日となりました。札幌(きょうの最高35.0℃)では、2000年7月31日から8月1日に2日連続で猛暑日になって以来、21年ぶりに35℃に達しました。

道内では上富良野町で35.7℃、日高町日高で35.5℃(史上1位タイ)足寄町と芽室町は3日連続の猛暑日になりました。また、空知の新十津川町と月形町では1977年の観測開始以来初の猛暑日を記録しています。

この暑さをもたらしたのは勢力の強い高気圧です。台風6号によって、高気圧が強められたことで、一段と厳しい暑さになったのです。

北海道の今回の猛暑はきょう(7/19)までがピークで、あす以降は道内の高い所でも33℃前後と暑さの厳しさは一段階落ち着きそうです。ただ、北海道には高温に関する早期天候情報も発表になり、この先10日程度は平年よりかなり気温は高めの真夏の暑さは続く見通しです。

また、気温が上がったことで、午後は足寄町などがある十勝北部を中心に東部の内陸で雷雲が発達し、土砂災害警戒情報や記録的短時間大雨情報が発表になるなど急に局地的な大雨になりました。気温が上がりすぎた日は、不安定になって、天気急変には注意が必要になります。