嵐が去ったきょう(3/3)の北海道に、大気汚染の微粒子PM2.5が西風に乗って、流れ込む可能性があります。

健康被害が懸念される濃度の予測はありませんが、きょう(3/3)の午後から日本の環境基準値程度の濃度のものがやってくるという予想になっています。

喘息など呼吸器系疾患をお持ちの方は、きょう午後から明日の外出は、念のためマスクをするなど体調管理にご注意下さい。

 

PM2.5の予測の詳しいデータについては、九州大学のページをご覧ください

https://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj.html

 

※PM2.5とは、直径がおおよそ2.5ミクロンより小さい微粒子の総称。

微小粒子状物質であるPM2.5は粒がとても小さいため、呼吸器の奥深くまで入り込みやすく、健康への影響があると考えられています。

具体的にはぜん息、気管支炎、場合によっては不整脈、心臓発作などの症状の原因になることも懸念されています。

PM2.5は、工場や事業場からのばいじん、自動車の排出ガスなどに含まれる粒子など人間活動によって発生する成分が由来になることも多く、中国大陸から発生したものが北海道や日本に偏西風に乗ってやってくることがあるのです。