今年の4月は、北海道では記録的な少雨となった一方、東京など東・西日本の太平洋側は雨が多くなり、全国的に両極端な傾向となりました。

帯広は史上1位の少雨

4月としては明治25年(1892年)の観測史上最も雨が少なかったのは帯広です。帯広の今年の4月の降水量は2㎜で平年のたった3%です。

4月下旬はカラカラに乾いた畑と強風により、砂嵐も発生しました。晴れていても、農作業が出来ないなど、影響も出ています。

 

東京は史上4番目の多雨

東京は4月としては明治9年(1876年)の観測史上4番目に雨が多く、1か月で224.5㎜も降りました。平年より7割も多い量で、頻繁に傘を持って出かけなくてはいけない1か月となりました。また、4月は平年以上に寒暖差が大きく、体調管理も大変な1か月となりました。

新生活に気象ストレスも加わり、疲れ気味の方は、このゴールデンウィークで心身ともにリフレッシュを心掛けましょう。