日本海を北上中の台風11号の影響できょう(9/6)夕方以降、北海道で嵐になっています。

札幌では午後7時30分に最大瞬間風速30.2メートルの暴風が吹き荒れました。

札幌で30メートルを超える暴風は今年初めてで、2018年9月5日以来4年ぶりです。

❚北海道の最大瞬間風速ランキング(9/5 午後9時まで)

①留萌市 32.2m/s ※留萌の9月の史上2位、通年でも史上4位の暴風

②札幌市 30.2m/s

③増毛町 28.7m/s

④寿都町 27.9m/s

9月6日の最大瞬間風速 気象庁WEBより

 

4年前に札幌で33.4メートルの暴風が吹き荒れた日は、倒木や屋根が剥がれ落ちて落下するなどの住宅被害も相次ぎ、北海道の日本海側の広い範囲で停電も発生しました。

夜の暗い間に何らかの被害が発生している恐れがあるため、明日の朝は足元など気を付けて、いつもより時間に余裕をもってお出かけしましょう。

また、急激に気温が上がって、真夏の暑さになるため、体調管理や服装の調整にもご注意下さい。

 

4年前の暴風被害の状況などはコチラ

暴風被害 のち 真夏の暑さ

 

 

4年前は暴風による停電が相次いだ9月5日の翌日、厚真町で最大震度7を記録する胆振東部地震が発生。

全道がブラックアウトになりました。

日本では、台風などの気象災害と地震災害など重なるように発生する複合災害が起きる可能性もあります。

きょうの暴風を防災の意識を高めるきっかけにしましょう!