日照不足で不眠症やうつに!?

なぜ日照の減少が人のカラダやココロに影響を及ぼすかというと、おだやかな気持ちをつくるセロトニンの分泌量が減るためなんです。つまり、浴びる光の量が減るとセロトニンが減少し、気分が落ち込みやすくなるという関係があるのです。

神経伝達物質であるセロトニンは、心や自律神経のバランスを整えてくれたり、頭をスッキリされてくれる効果があることから、幸せのホルモンと呼ばれることもあります。初冬の日照不足などでセロトニンの分泌が減ることで、心のバランスが悪くなり、ちょっとしたことでイライラしやすくなったり、一日中シャキッとしない状態になったり、落ち込みがちのネガティブな状態に陥ったりするケースがあります

また、日照不足によりメラトニンという体内時計を正常に保つホルモンの分泌も減少し、寝つきが悪くなって、不眠症になってしまうことがあります

これらの症状が続いて、うつa状態になってしまうことがあるのです。ひどい場合は、季節性感情障害(冬季うつ病)という日照不足が原因で知らず知らずにおきる病気になってしまうことすらあるのです。