4月もあっという間に10日が経ちました。花粉症の方からは、そろそろムズムズが始まっているという声をよく聞きます。道内で一番影響の大きいシラカバ花粉はまだ飛び始めていませんが、3月からは札幌などで「ハンノキ」の花粉が、函館など一部地域では「スギ」の花粉なども飛び始めています。シラカバ花粉症の方は、ハンノキ花粉にも反応する傾向があるので、3月後半からのアレルギー症状は「ハンノキ」によるものの場合も多いようです。

 

今年のシラカバはいつから飛散?

気になるシラカバ花粉については、花粉を飛ばす雄花が日に日に成長をしているという段階です。おおむね2週間後からは札幌や函館などからシラカバ花粉の飛散も開始となりそうです。🌸さくらが開花する1週間くらい前に例年シラカバ花粉が飛び始めるというケースが多いです。

今年の桜開花は先週末に発表したように、函館が4/28、札幌と帯広は5/1、旭川は5/3と予想していますから、各地この1週間ほど前の4月下旬のうちにはシラカバ花粉の飛散が始まる可能性が高いと見込んでいます。写真のシラカバは昨日(4/10)に札幌市内で撮影したものですが、今年の雄花の成長は順調で雄花の個数も例年並みについているので、飛散量もある程度の覚悟は必要になりそうです。

 

飛散開始の2週間前から予防スタート!

今週はシラカバ花粉が飛散開始になるちょうど2週間前にあたります。飛散開始の1~2週間ほど前から耳鼻科で処方された抗ヒスタミン剤などを服用することで、症状を遅らせたり、症状を緩和させる効果があるということです。これを『花粉症初期療法』といいますが、毎年のように花粉症に苦しんでいるという方は、1~2週間前からの予防スタートをおススメします!

 

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